流   星   群

「流星群」と名のつくものは、年間をとおして100近くありますが、
その中で、出現数が多く見やすいもの、よく知られているものが10〜20あります。

「三大流星群」とされているのは、
1月の「しぶんぎ座(りゅう座ι)流星群」、8月の「ペルセウス座γ流星群」、そして12月の「ふたご座α流星群」です。

ペルセウス群やふたご群は、毎年ある程度の数の流星を見せてくれる一方、
約33年ごとに大量の流星を降らせる「しし座流星群」のようなものもあります。

流星の「元」となるチリや粒子は、主に太陽に接近した彗星(流星群の母天体)から放出され、
その中を地球が通る時に多くの流星を見ることができます。
 

流星群名  活動期間  極大日  母天体(周期)  対地速度 
ペルセウス座  7/20〜8/20  8月13日頃  スイフト・タットル彗星(133年)  59km/s 
ふたご座  12/5〜12/20  12月14日頃  小惑星ファエトン(1.43年)  35km/s 
しし座  11/5〜11/25  11月17日頃  テンペル・タットル彗星(33年)  71km/s 
オリオン座  10/2〜11/7  10月21日頃  ハレー彗星(76年)  66km/s 
おうし座  10/15〜11/30  11月上旬  エンケ彗星(3.3年)  29km/s 
こと座  4/16〜4/25  4月23日頃  サッチャー彗星(400年)  49km/s 
はくちょう座  8/8〜8/25  8月18日頃  不明  25km/s 
やぎ座  7/10〜8/25  7月30頃  不明  23km/s 
みずがめ座η  4/25〜5/20  5月6日頃  ハレー彗星(76年)  66km/s 

 
ペルセウス座
ふたご座
おうし・しし・オリオン座
その他