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太陽系最大の惑星で、半径は地球の約11倍ありますが、それでも太陽の10分の1です。 太陽〜地球間の5倍強の距離を約12年で公転します。 それほどの大きさにもかかわらず、10時間程度で猛烈な速度(秒速約12km)で自転しますので、 赤道付近が、地球などに比べ、かなりふくらんでいます。 衛星の数は2012年現在で67個、そのうちの4つはガリレオ・ガリレイが発見した「ガリレオ衛星」です。 |
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その@ 表面の模様の変化 | |||||||||||||||||||||||
2011年9月(3.8mm260倍) |
2010年8月(3.8mm260倍) |
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木星の赤道付近に横たわる2本の縞模様は大変目を引くものですが、2010年には南側の縞が消えました(写真は上が南)。 このような縞の淡化現象は数年から数十年に一度起きる現象で、最近では1991年と2007年に観測されました。 縞が消えた結果、大赤斑が見やすくなっています。 消えた縞が復活する時には、暗い部分が伸び、次々と現れてつながっていきます。 |
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そのA 木星の自転 | |||||||||||||||||||||||
22:50 |
23:50 |
00:50 |
01:50 |
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2010年は、南側(写真では上)の太い縞が消え、大赤斑が見やすくなり、その分自転の様子が捉えやすくなっています。 上の画像は、2010年7月23日22:50〜24日02:30の自転の様子を撮影したものの一部です。 後半には、衛星(エウロパ)と、木星本体に映るその影が見えています。 動画は、2011年9月15日23:30〜16日04:20、宮古市浄土ヶ浜第一駐車場で撮影したもので、 大赤斑の移動の全過程と、衛星の影の移動が観察できます。 |
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そのB 四大衛星とその公転 | |||||||||||||||||||||||
四大衛星は、内側から順に、「イオ」「エウロパ」「ガニメデ」「カリスト」です。
(参考)地球の月:直径3476km、軌道半径380000km、公転周期27.3日 |
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2010年9月5日20:30 |
2010年9月6日02:20 |
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動画は、2011年9月15日22:30〜16日04:30まで撮影したものです。 イオは途中から木星正面を通過し、04:00過ぎに再び現れます。 |
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天王星は、1781年、イギリスの天文学者ハーシェルにより偶然に発見された惑星です。 太陽からの距離約29億km、大きさは地球の約4倍、公転周期は84年です。 自転軸がほぼ横倒しの惑星で、27個の衛星を従えています。 11本の環がありますが、極細で、地上からの観測は困難です。 最接近時は5.7等程度で、赤い光を吸収するメタンガスの影響で青緑色に見えます。 海王星は、1846年、天王星の軌道のズレをもとに、計算によって発見された惑星です。 太陽からの距離は約45億km、大きさは地球の約4倍、公転周期は165年です。 表面温度は-220度の極寒の世界です。 天王星と同様、青く見え、極細の環があります。 衛星は13個で、細長い楕円軌道をもつものや逆行しているものが多く見つかっています。 |
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天王星(2010年6月7日) 光度5.9等(3.8mm260倍) 海王星(2009年6月25日) 光度7.9等(3.8mm260倍) |
木星と海王星の接近(2009年6月25日) 露出8秒 観測地:馬返し(滝沢村) 木星と天王星の接近(2010年6月7日) 露出6秒 観測地:黒崎公園(普代村) |
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天王星と金星の大接近:光度差は約1万倍 |
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